パンフレットデザイン作成のポイントは,コンセプト設計にあります。パンフレットを受け取るターゲットユーザーの特徴、 配布方法、企業イメージ,サイズ、用紙の質感、広告の趣旨などを総合してデザイン作成に取り掛かります。特に、パンフレットを受け取るユーザー の特徴をしっかり把握することが重要です。具体的には、60歳前後の方をターゲットにする場合、フォントのサイズは読みやすい大きさ、配色は柔らかいイメージの 緑などを利用するなど、細かいデザインの設計が必要です。以下にパンフレット作成実績の一例をご紹介しております。


ネイルサロンのA4サイズ3つ折りパンフレット。 全体の配色を青系に統一、企業のイメージカラーとリンクさせた。 企業イメージのバラと背景写真のバラをリンクさせることで、コーポレートアイデンティティ(CI)を統一したデザインに。フォントや地図を大きく分かりやすく、 シンプルなデザインで清潔感を。
パンフレットを受け取るユーザーが「30歳~40前後の女性」。 フォントサイズは比較的大きめサイズにすることで読み安さを。 配色を企業イメージ(企業ロゴ)の「青系」にすることで全体イメージを統一する。 ターゲットに応じた細かいデザインを作成していきます。
パンフレット裏面デザインは、 濃い青系で文字をはっきりさせるため文字を白色で分かりやすくする。リーフ柄のベクターで工夫する
パンフレットの実写。イラストレーター上のカラーと印刷出来上がりのカラーは差異が生まれるため、家庭用プリンタで確認する。


柔らかい「用紙」「イメージ」→茶系の配色 パンフレットに柔らかいイメージを出すポイントの紹介です。はじめに、全体の配色は比較的明るい緑や茶系色を使用することで、 柔らかいやさしいイメージを演出します。フォントは、ゴシック体を基本に、用紙はマットコートや上質紙など光沢を抑えた印刷紙を使用します。
A3サイズを2つ折りにしたパンフレット。用紙は上質紙を選択して優しいイメージを演出。 トップ表紙には数字を赤色で強調し、受け取ったユーザーに興味を持たせる工夫を。 お店の人を掲載することで安心感や信頼感が生まれます
少しデザインを変えた第2版のパンフレット。 用紙にはマットコートを選択、しっかりとした厚み、高級感を出している
第2版の裏面デザイン。 店員の方写真やカットの様子を掲載することで安心感を演出できる。